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動くことが辛い「ぎっくり腰」の病態及びその施術の考え方を解説・札幌市北区

ぎっくり腰」について、説明します。
「ぎっくり腰」は、整形外科では「急性腰痛症」と診断され、腰に負担がかかる動作をした時に、腰部に強い痛みが生じた病態で、腰部の筋肉が硬直して収縮と伸張が困難な状態です。
発症の多くは、立位で前屈みの動作、つまり床にあるものを拾う・持ち上げる、洗顔等です。時には、バスに乗車中降りようとして立ち上がった時に痛みが生じた方もいました。
ぎっくり腰の場合、患部を温めた方が良いのか、冷やした方が良いのかの考え方は、RICE処置(スポーツ現場で打撲・捻挫の時の応急処置)を基本とします。
打撲(ぶつけた)や捻挫(捻じった)の場合は、冷却します。直接的な原因がない場合や間接的な痛みの場合は、温めます。
ラブビーやアメリカンフットボールのようなコンタクトスポーツで、腰にタックルを受けて腰に痛みが生じた場合、タックルを受けて腰を地面に強打した場合のように直接腰に外力が加わった際は、冷やします。それは、打撲により、炎症が生じているためです。
よって、ぎっくり腰の場合は、温めた方が楽になりやすく、お風呂で温めることも良いことです。

筋肉が硬直している状態に対する施術は、筋肉が的確に伸長・収縮できるようにする必要があります。それが根本治療です。単に硬さを解すだけでは、自ら身体を動かしたときに元に戻る可能性があります。但し、以前の筋力によって、また発症から施術までの時間(期間)によって、改善程度に相違があります。
今までの施術経験では、腰周囲(腰の上~腰の下)に筋力的に弱い部分があるため、腰に負担がかかった時に、腰を保護できないためぎっくり腰を発症しているようです。

 

ぎっくり腰の方、その治療を受けているが痛みの変化がない方は、是非当院へお越しください。