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「80代女性のむずむず病」の症例報告(病態とその施術の考え方について)

80代女性の方が腰痛を訴えて来院されました。
その際、両下腿がむずむず病と診断されたと話をされていました。
両下腿の状態を診ると、両側とも足関節捻挫の既往があり、下腿後面の筋肉が弱化して固くなっていました。
足関節捻挫の既往があることにより、足関節周囲筋に負担がかかり痛みが生じる可能性があり、下腿後面の筋肉もその一部です。よって、下腿後面の筋肉が弱化して、それにより下腿に痛みや違和感が生じて、むずむず病と診断されたと考えます。

むずむず病をネット検索すると、歩行やマッサージにより病態が一時的に良くなると記載されているページがありました。
筋力が弱くなると疲労して固くなりやすいので、運動することによりその固さがほぐれて辛さが軽減してくることになります。
マッサージでも同様に筋肉の固さがほぐれるので緩和されますが、一時的なものなのでその方法はいかがなものかと思います。

 

筋肉が固くなりやすい原因に、その筋力が弱い又はその周囲の筋肉が弱いということがあるので、下腿後面の筋力を向上することが最も良いことだと考えます。
筋力を向上するためには、時間を要します。また、筋肉の質には個人差があるので、その運動を継続してみないとわかりませんが、当初の目安としては3ケ月です。
運動を継続していくことにより、症状の改善に繋がってくると考えています。

 

むずむず病でお困りの方は、札幌市のTKM整骨院へお越しください。