「10代女性のジャンパー膝」の症例報告(痛みの状態と原因及びその施術について)
バレーボール女子高生の膝痛(ジャンパー膝)
<経緯>
高校部活(バレーボール)において、レシーブをした際に膝痛が生じた。
中学時代から膝痛が生じて、整形外科でジャンパー膝と診断された。今年に入ってから市内のスポーツ整形で治療を受けていたが痛みが残存していた。
<痛み>
レシーブで膝を曲げた時痛みあり
走行時痛みあり
膝最大屈曲時痛みあり
<身体状況>
膝伸展筋の弱化あり
<施術>
膝ROMエクササイズ
膝伸展筋の筋力トレーニング
<所見>
ジャンパー膝は、ジャンプ系のスポーツ、つまりバレーボールやバスケットボールをしている方に多く発症している。痛みは、大腿四頭筋腱か膝蓋腱に生じる。
膝蓋腱の遠位に痛みがある場合は、オスグットシュラッター病と診断される。
大腿四頭筋腱や膝蓋腱に痛みが生じるのは、大腿四頭筋が弱いため、一連の腱に負担がかかり固くなり痛みが生じているものである。よって、大腿四頭筋の筋力向上により、各腱への負担が少なくなるかかからなくなり、腱が固くならなくなり、痛みが生じなくなるものです。
この種の痛みに対しては、痛みが生じなくなるまで筋力を向上させる必要があり、筋力向上が不十分の場合20代や30代でも痛みが生じる可能性があります。
スポーツにおける膝痛でお困りの方は、札幌市北区のTKM整骨院に何でもお気軽にご相談ください。