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「50代女性の前腕と手指の痺れ」の症例報告(痺れの状態と原因及びその施術について)

先日、50代女性の方が前腕部と手指部の麻痺を訴えて来院されました。
患者様の話では、朝起きた時に手首と手指の動きが悪く、寝ているときに腕が身体の下になっていた感じがすると。
麻痺の状況は、動きとしては手首が掌側に動くが、背側には動かせない。
手指が握ることはできるが、手指をのばすことができない。
感覚としては、上腕部の遠位から手指にかけて鈍麻という状態でした。

ハネムーンシンドロームと同様の病態です。
ハネムーンシンドロームとは、新婚旅行で男性が女性を腕枕して寝ることにより橈骨神経が圧迫されて麻痺が生じる病態です。

腕枕すること、腕が身体の下になることは、一般的に起こり得ることですが、その行為をした際に全員が上記の症状が生じるかというと、そういうわけではありません。

相違は何でしょうか?

橈骨神経周囲の「筋力差」です。
筋力が弱いと圧がかかり神経が圧迫されやすくなります。
筋力がある方は圧がかかっても神経が圧迫されづらいため神経症状が生じにくいということです。

よって、治療方法は弱化している筋力の改善がメインとなります。
また、一般的には神経症状に対する投薬治療といてB12(ビタミン剤)が挙げられています。
回復に要する期間は、約1~3ケ月です。(筋力同様個人差があります)

 

筋肉は身体にとって重要な存在

①筋肉は、姿勢の保持、関節の円滑な動きのために重要なものです。

②筋肉は、加齢に伴い低下する。

③筋肉が弱化すると、a姿勢が悪くなる、b関節に痛みが生じる、c筋肉自身に痛みが生じる可能性があります。
また、筋力が弱い場合、使用することにより疲労して固くなり、動きが悪くなり、痛みが生じやすくなります。

④筋肉は気温に左右されるため、気温が低くなることにより固くなり、上記と同様になる。
これは筋力が弱い方ほど症状が強く生じます。それ故にクーラー病が生じるのです。

 

神経症状で悩んでいる方や治療を受けているが改善しない方は、当整骨院へお越しください。

当整骨院は、整形外科や他整骨院で治療しているが改善しない方に対する施術を得意としています。

 

 

 

TKM整骨院

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