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「下肢の浮腫みに対する施術」について解説(浮腫みの原因と対処方法)

下肢の浮腫みの多くは、下肢の循環が悪いために起こる病態です。
膝の痛みがある方には、膝の浮腫みが多く散見されます。

浮腫みの原因は、筋力が弱いため筋肉が固くなり、血管等が圧迫されて浮腫むということになります。
膝の痛みがある方の多くは、大腿部の筋力が弱く、膝関節に負担がかかり痛みが生じることになります。
よって、浮腫みが生じやすくなります。
浮腫みと水腫とは異なります。
浮腫みの場合は、軽い運動をして循環を助長することにより早く改善しやすいですが、水腫の場合はそういう訳にはいきません。
また、足関節の不安定性により下腿部(膝関節~足関節)に浮腫みが生じる場合があります。

健康体の方でも、夕方や夜になると膝から下に浮腫みが生じることがあります。(靴下のゴムの跡がついている等)
ふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」と言われており、足部に流れた血液等を心臓方向に送り出す働きをしています。
よって、その筋力が弱いと上方へ送り出せないため、浮腫みが生じることになります。
その対症方法として、つま先立ちを行う、または仰臥位になり浮腫んでいる下肢を高くして足首を約50~100回動かします。
つま先立ちの運動は、ふくらはぎの筋肉がだるくなるまで行います。
ともに運動することにより、循環が助長されて溜まっているものが身体の中央方向へ流れやすくなります。

心臓方向に送り出す力が弱いと血管に負担がかかり、下肢静脈瘤を発症する可能性があります。
ふくらはぎの筋肉は歩行の際に使用される筋肉なので、時間あればつま先立ちを行い、
ふくらはぎを鍛えておくと「こむら返り」が生じにくくなります。

整形外科等で使用するハドマーという機器は、マッサージと同様でその時は浮腫みが改善して楽になるが、時間の経過とともに元に戻るので、根本治療にはなりません。

 

筋肉は身体にとって重要な存在

①筋肉は、姿勢の保持、関節の円滑な動きのために重要なものです。

②筋肉は、加齢に伴い低下する。

③筋肉が弱化すると、a姿勢が悪くなる、b関節に痛みが生じる、c筋肉自身に痛みが生じる可能性があります。
また、筋力が弱い場合、使用することにより疲労して固くなり、動きが悪くなり、痛みが生じやすくなります。

④筋肉は気温に左右されるため、気温が低くなることにより固くなり、上記と同様になる。
これは筋力が弱い方ほど症状が強く生じます。それ故にクーラー病が生じるのです。

 

下肢の浮腫みで悩んでいる方や治療を受けているが改善しない方は、当整骨院へお越しください。

当整骨院は、整形外科や他整骨院で治療しているが改善しない方に対する施術を得意としています。

 

 

TKM整骨院

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