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「交通事故による腰痛と手首痛」の症例報告(症状とその施術について)

年前に高速道路で追突事故に遭い、その後2つの整形外科で治療を受けていたが、
痛みが取れず症状固定と診断されようとする段階で当院に来院されました。

 

症状は
腰が、①長く歩行すると腰痛が生じる、②前屈みになると腰痛が生じる、
手首が、手首を動かすと手首や肘周囲に痛みが生じる
でした。

また、受傷から約1年経過しているため、痛みがあるだけでも筋力低下が生じることも
重なっていました。

 

腰の症状は、筋力が弱くなっての痛みと考え、患者様の筋力の状態を把握して、弱化している筋力の改善に努めました。
手首については、手関節の不安定性を見つけて、それに対する施術を行いました。
ともに1ケ月経過すると、痛みの状態が改善方向へ変化してきました。
施術終了まで約6ケ月要しましたが、腰・手首ともに痛みが消失する状態まで回復することができました。
筋力の状態は、検査して判明することは難しく、従事者が徒手的に評価・判断しなければなりません。
筋力を評価・判断するためには、経験が必要です。
整形外科で痛みが取れなかったのは、このような要因があると考えます。

 

痛みには、必ず原因があります。
治療を受けているが、痛みが取れない方は来院ください。

何らかの手助けができると思います。