原因不明で治療が難しい足部の痛みや痺れが生じるモートン病について

一般的見解
モートン病(モートン症候群、モートン神経腫症、モートン神経腫)は足の前足部で発生する神経組織の一種で、主に中足骨にある神経に影響を与える病状です。足の指の間の神経、特に第3及び第4の中の足骨間の神経に影響を与えます。
モートン病の主な症状としては以下のようなものがあります。
1 痛み:足の前足部、特に中足骨の間に激しい痛みや痺れが生じます。これは神経が圧迫されたり刺激されたりすることによるものです。
2 立ち上がると痛みが悪化する:通常、足に体重をかけた状態や靴を履いていると痛みが生じます。
3 感覚の異常:指の間の感覚が鈍くなることがあります。
モートン病は主に足の疲労の圧力、特に特定の靴を履いているときの締め付け、足の形状の異常、または足に過負荷の負荷をかける活動が原因で発症することがあります。症状や足の検査に基づいて行われ、画像検査(超音波やMRIなど)が必要な場合もあります。
治療の方法は症状の重症度によって異なりますが、非手術的なアプローチが最初に試されることがあります。これには特別な靴装具の使用、足底のパッド、炎症を軽減するための薬物療法、重症状の場合は、手術が必要な場合もあります。
モートン病の治療や管理については、専門家の指導を受けることが重要です。症状が早期に診断され、適切な治療が行われると、多くの場合、症状の改善が期待できます。
TKM整骨院における施術
TKM整骨院における施術の考え方
症状から判断すると、足趾屈筋群の弱化による病態と考えています。よって、それらの筋力を向上するための運動を行います。
TKM整骨院における施術の流れ
ア 問診
痛み・痺れの状況(常にあるのか?痛みや痺れが増すときは?)、既往歴
イ 身体状況
痛みの部位に関わる関節・筋肉の状態把握、
ウ 痛み改善のためのトレーニング
弱化している筋肉の運動(タオルギャザー)
エ セルフケアのアドバイス
TKM整骨院の「モートン病」についての症例を以下のリンクで記載しておりますので、是非ご覧になってみて下さい。
モートン病についての詳しい情報は以下、日本整形掛け学会の記事でも紹介されているので、目を通すとまた理解が深まると思います。