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「変形性足関節症」の症例報告(病態と原因及びその施術について)・札幌市北区

先日、整形外科にて変形性足関節症と診断された方が来院されました。
整形外科では、湿布と痛み止めの薬を処方されたが、痛みが変わらないと言われていました。
また現在の痛みは、歩行時に痛みがあり、歩行の際足を引きずりながら歩いている状況でした。

 

変形性足関節症になる可能性としては、

①足関節捻挫の既往があり、足関節が不安定な状態が持続し生じた場合

②足関節周囲の骨折の既往があり、それにより生じた場合

が考えられます。

 

変形性関節症は、①軽度、②中等度、③重度に区分され、軟骨の摩耗があると改善が難しい場合があります。
今回の施術内容は、足関節捻挫の後遺症の場合と同様に、足関節周囲筋を向上して、関節の安定化を図るようにします。ある程度の筋力にするために時間を要するので、その間は少しでも関節の安定化を図るために、装具による固定を行い、足関節にストレスがかからないようにします。

 

足関節捻挫の後遺症でも同様ですが、痛み止めや湿布による改善は難しいと思っています。何処の関節でも、周囲の筋力を向上して関節の安定化を図ることが肝要となります。