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再発しやすい腱鞘炎について解説(原因と症状及び当院における施術の考え方)

一般的見解

 

腱鞘炎(けんしょうえん)は、手や腕の腱鞘と呼ばれる袋状の組織が炎症を起こす状態をいいます。腱鞘は腱と呼ばれる筋肉と骨を結ぶ組織で、運動の際に腱が摩擦から守られる働きをしています。しかし、何らかの原因で腱鞘に炎症が起こると、腱が動きにくくなり、痛みや腫れが現れることがあります。

主な腱鞘炎の症状や原因について以下に示します。
症状
1) 痛み:普段の活動や特定の動作をする際に痛みを感じることがあります。
2) 腫れ:炎症により腱鞘周辺が腫れることがあります。
3) こり:腱鞘の炎症が進行すると、関節や筋肉のこりが感じられることがあります。
原因
1) 反復的な動作:同じ動作を繰り返すことが原因となることがあります。例えば、キーボードを使ったり、マウスを操作したりする作業が挙げられます。
2) 急激な動作:突然の動作や強い力が加わることによっても腱鞘炎が引き起こされることがあります。
3) 姿勢の問題:不適切な姿勢が原因になることもあります。
4) 加齢:年齢と共に組織の柔軟性が減少し、腱鞘炎のリスクが高まります。

治療には、安静や氷の利用、非ステロイド性抗炎症薬の使用、物理療法、場合によっては手術が含まれることがあります。また、予防薬としては適切な作業環境の確保や運動のバリエーションを取り入れることが重要です。腱鞘炎の症状が続く場合は、医療プロフェッショナルに相談することが推奨されます。

 

TKM整骨院における施術

1 腱鞘炎に対する施術の考え方

腱鞘炎を患う方は、手関節の不安定性がある方に多く発症していると考えています。
それは、手関節が不安定なことにより、手関節にストレスがかかるとそこを通過する筋・腱に負担がかかり固く  なり、それにより腱鞘炎になると考えている。よって、手関節の不安定性に対する施術を行うことにより改善することになる。

2 腱鞘炎に対する施術

ア 問診
痛みの場所、痛みが憎悪する動作、既往歴

イ 検査
手関節の不安定性の有無

ウ 施術(運動)
手指と手関節の牽引・ストレッチ

エ ホームプログラムのアドバイス