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「山菜取りにより生じた腰痛」について症例報告(痛みの原因と施術について)

70代女性が腰痛を訴えて来院

<経緯>

2日前に山菜取りに行き、その日は痛みは無かったが、翌日起きると強い腰痛が生じた。

 

<痛み>

①体幹前屈・後屈による腰痛あり

②立ち上がりで腰痛あり

 

<身体状況>

①肩甲骨周囲筋の弱化あり

②殿筋の弱化あり

 

<施術>

弱化している肩甲骨周囲筋と殿筋の運動 → 立ち上がり時の腰痛軽減

 

<所見>

山菜取りで前屈みの姿勢が多かったので、腰痛が生じたと考えられる。
腰部への負担を考慮すると、膝を殆ど曲げない前屈みの姿勢は腰部への負担が大になるので、膝を十分曲げ努めて上半身を立てた姿勢にすると前者より腰部への負担が少なくなる。天候や場所にも左右されるが、膝をついて山菜取りを行った方が、腰部への負担は少ないと思われる。
山菜取り中とその直後に腰痛が生じず、翌日強い腰痛が生じたというのは、腰部を保護する筋力が弱いことが予測される。腰部を保護する筋力とは、①背部の筋力、②腰椎周囲の筋力、③殿部の筋力 である。

腰痛でお困りの方は、札幌市北区のTKM整骨院にお気軽にご相談ください。