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枕と投球障害

前回、柔らかく低い枕の使用により頚部周囲の筋力低下が生じていると書きましたが、先日も3名の患者さんが上記の枕の使用により筋力低下が生じて、頭部等への外力が加わり、頚部周囲に強い痛みが生じて来院しました。
弱くなっている筋力を向上することにより、痛みは軽減していきます。
中学・高校生で野球をしている患者さんが小さいころから上記の枕を使用して、頚部周囲に筋力低下があり、投球障害、つまり肩周囲の痛み、肘の痛み、背部の痛みが生じていました。
メカニズム的に起こり得ることです。
投球障害の多くは投球フォームに問題があると言われていますが、このような原因により、上肢帯にも痛みが出ます。
筋力をつけることにより、練習に支障なくなりました。
生活習慣というのは怖いですね・・・

最近、プロ野球の投手でも背部痛、肩痛を訴えている選手がいますが、その中には上記の枕を使用して痛みが出ている可能性もあるのかなと推測しています。
(プロ野球選手を診ていませんので、確実なことは言えませんが・・・)
睡眠時間は一般的に8時間(個人差はありますが・・・)、1日の3分の1です。
その睡眠が熟睡できないと意味がありません。そのためにも枕は重要です。
寝ているときもそうですが、朝起きた時の爽快感も大事なことです。
痛みが生じて目が覚める、朝起きた時に不快感があるのは、どこかに原因があります。

みなさまも自分自身は大丈夫かどうか、振り返ってみましょう。

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