筋力トレーニングには「狙い」によって、2つに区分されます。

①筋力アップを狙いとする手段

②筋肥大を狙いとする手段

目的達成のために行うもので、どちらがよいかは選択する必要があります。
運動部の学生で膝関節や股関節に痛みが生じて来院される方がいます。
大腿部の筋量をみると、たくましく見えるのですが、使えない筋肉であるがため関節に負担がかかり痛みが生じていると考えています。
部の顧問の方や専属のトレーナーの方からトレーニング方法について指導を受けて実践しているようですが、そのやり方が上述の②筋肥大であるため、そのような結果になってしまっている状態です。
まずは、ケガをしない筋肉の状態にして、そしてさらにパワーアップするために筋肥大すべきと考えます。

筋肥大すると、筋量が増加するので身体が重くなり、競技によってはパフォーマンスの低下に繋がる可能性もあることを理解しておく必要があります。
第一にケガの予防のためにトレーニングを適切に行いましょう！！

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