筋力低下(弱化)による身体への影響につい・・・
今回は筋力低下(弱化)による身体への影響について、説明したいと思います。
筋力が弱くなると、筋肉そのものに痛みが生じたり、関節に痛みが生じやすくなります。
また、骨や関節等の変形に繋がることもあります。
膝変形性関節症はまさしくその通りです。
また、頚部・腰部のヘルニア・狭窄症・後縦靭帯骨化症等も同様です。
そして、筋力が弱いとその筋肉を使用することにより、疲労して硬くなり、筋肉の動きが悪くなるので、痛みが生じやすくなります。
そして、筋肉が硬くなることより、神経や血管を圧迫しやすくなり、神経の圧迫により痺れが生じ、血管の圧迫により循環が悪くなり冷えを感じやすくなります。
肩こりに対してマッサージをという方がいますが、その場しのぎの治療に過ぎません。
硬いからマッサージで柔らかくするという対症療法では、その直後は硬さがほぐれ楽に感じますが、数日後には以前の状態に戻ります。
何故硬くなるのかという部分に対して治療を行わないと、いつになっても良くなりません。
ご自身の身体の筋肉を大切にしていただきたいです。