線維筋痛症
今回は線維筋痛症について私見と合わせ説明します。
この病名は日本では近年診断されるようになりました。
アメリカではベトナム戦争頃からあったようですが・・・
この病態について(簡潔に)
①全身の耐え難い恒常的な疼痛を主な症状として、全身の重度の疲労や種々の症状をともなう。
②採血検査、レントゲン、CT、MRI等の各種検査において異常なし
③原因不明で、治療方法が確立されていない。
④中高年の女性に多い。
です。
①は全身の筋力低下によっても起こる痛み・症状です。
以前にも説明したことがありますが、この疾患は筋力低下による痛みと私は考えています。
そうだとすると、なぜ筋力低下が起こるか?です。
それは『柔らかい枕』と『マッサージ』が予想されます。
柔らかい枕は、そばアレルギーが出現してからそば殻枕が少なくなり、低反発やクッション・羽毛等の柔らかい枕が店頭を占めるようになり、のような枕を使用している方が多いです。
また、そういう方に頚部・背部・腰部・肩部に痛みが出ています。
柔らかい枕が商品化される以前は、そば殻枕が主流でしたから肩凝りも少なかったはずです。
マッサージについては、揉みやさんや整骨院が増えてきており、多くの整骨院での治療は、暖め・電気・マッサージです。
この2つが大きな原因と私は考えています。
この2つの事柄が社会的に変化することがあれば、患者数も減少傾向に進むと考えられます。
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