#

COLUMN

コラム

#
TOP> 「肉離れの後遺症」症例報告(痛みの症状と原因及びその施術の考え方について)

「肉離れの後遺症」症例報告(痛みの症状と原因及びその施術の考え方について)

経緯

約1年前くらいにクラブ活動により臀部の肉離れが生じて(治療が不十分)
受験のため約6カ月運動をせず、入学して運動を再開したら同部位に痛みが生じたとのこと。
肉離れは再発しやすいと言われています。

原因

その原因として2つ考えられます。
第一に、肉離れは筋線維の損傷で僅かでも出血を伴い、血液には凝固作用があるので
筋線維が固まります。それをほぐして筋線維の配列を整える必要があります。
第二に、筋線維の損傷を起こすことにより、筋力低下が起こり、周囲の線維との筋力の
アンバランスが生じることになるので、筋力を回復する必要があります。
上記の2つのことを改善して、初めて治癒したことになります。

所見

往々にして、痛みが消失すると治ったと思っている方が多いのが現状です。
補足として、肉離れが生じた発生機序を考察して、拮抗筋との筋力のバランスや
受傷した筋肉の柔軟性の欠如も原因になる可能性があります。

札幌で整骨院をお探しの方は札幌駅北口近くのTKM整骨院までお越しください(肩や腰の痛みでお悩みの方から運動によるケガの施術やリハビリ、交通事故治療を得意としております)