何処の関節も同様ですが、関節の上下にはそれぞれの筋肉が存在します。
例えば、膝関節の場合は上部にある大腿部の筋肉と下部にある下腿部の筋肉で、肘関節の場合は上部にある上腕部の筋肉と下部にある前腕部の筋肉です。
その上下にある筋肉の固さにより、関節の動きを制限することが考えられます。
筋肉は固くなると、筋肉の伸張・収縮という動きが悪くなることが多く、それにより痛みが生じる場合が多いのです。

先日、多くゴルフをプレーされている方が、前腕部の近位（肘関節付近）の後面に痛みがあると訴えがあり来院されました。
以前にも同様な痛みが生じて他整骨院に通院していたが、症状が繰り返し起こると言われていました。
上肢全体を診ると、手関節の不安定性がありそれにより前腕部に負担がかかり、痛みのある部分の筋肉が固くなって痛みが生じていると判断しました。
その後、運動やストレッチを行うと痛みは軽減し、手関節の不安定性を改善させるようにアドバイスしました。

肘関節に痛みのある方は、当院へお越しください。