「肩こりについて」(病態とそれによる弊害、原因、改善の方策について解説)
<肩こりの病態>
頚部から肩にかけての筋肉が固くなった状態
※筋肉が固くなるのは何故か?
筋力が弱いから。使われることにより疲労して固くなり、筋力が弱いほど早く固くなる。
<肩こりによる弊害>
①肩こり
⇒筋肉の痛み:頚部の痛み、肩甲骨周囲の痛み、肩周囲の痛み
⇒神経や血管が圧迫されての症状:腕の痺れや冷え、頭痛
②不良姿勢(猫背や巻き肩)
③腰痛が生じやすくなる
<肩こりが生じる要因>
①枕に問題(不適切な枕の使用や枕の未使用)
②マッサージの利用
<肩こりを改善するための方策>
①弱化している筋力(特に肩甲骨周囲筋)の向上
②適切な枕の使用(そば殻枕を推奨、そばアレルギーがある方には代替を提案)
<私見>
身体のどこの部位でも同様ですが、痛みがない状態が普通の状態で、痛みを感じるというのは異常のサインです。そのサインを放置せずになるべく早くに処置することが望ましいと思います。
内科疾患であれば放置することにより、手遅れということもあり、これは整形疾患も同様です。
肩こりでお困りの方やお悩みの方は、札幌市北区のTKM整骨院にご相談ください。