「30代男性の肩痛」の症例報告(痛みの発症と状態及びその施術について)

30代男性が肩痛を訴えて来院
<経緯>
日常生活で肩を回すと音がなり、痛みが生じていた。
大学時代は、関東の有名大学野球部の投手でした。
枕は柔らかく低い枕を使用
<痛み>
投球動作にて音と痛みあり
<身体状況>
肩甲骨周囲筋の弱化あり
肩関節インナーマッスルの弱化あり
<施術>
弱化している筋力トレーニング
<所見>
肩甲骨周囲筋の弱化により肩甲骨の動きが悪くなり、肩の動きに支障を来たしていました。また、肩関節インナーマッスルの弱化により肩関節が不安定な状態にあるため、肩関節で音や痛みが生じていました。
運動後には、やや肩関節の動きと音の鳴り方が改善していました。
アウターマッスル(浅層筋)が鍛えられているので、痛みが然程感じていないようでしたが、弱化している筋力を向上させないと加齢により痛みが増強してくる可能性があります。
昨今の枕事情により、野球している方で、肩や肘を痛めている方が多いと思います。
私は枕が原因の痛みと考えています。選手を長く続けるためには、適切な枕を使用するようにしましょう!!
肩痛でお困りの方やお悩みの方は、札幌市北区のTKM整骨院にご相談ください。