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「40代男性の肩関節痛」の症例報告(痛みの状態と原因及びその施術について)

40代男性が肩関節の痛みを訴えて来院

<経緯>

3ケ月前に、床にあるものを無理して拾おうとした時に痛みが生じた。
約2ケ月経過観察していたが、肩関節の痛みが取れないので、近所の整形外科を受診した。四十肩のように肩周囲の筋肉が固くなっていると言われて、湿布と塗り薬を処方され、リハビリも受けたが、リハビリの時間制約のため通院できないため、痛みも変わらず。

 

<生活環境>

枕は、綿素材

 

<身体状況>

・肩甲骨周囲筋の弱化

・肩関節周囲筋が硬化

 

<施術>

・肩甲骨周囲筋の運動

・肩関節の可動域訓練

 

<所見>

不適切な枕の使用により肩甲骨周囲筋が弱化して、それに伴い肩甲骨の動きが悪くなり肩関節の可動域制限が生じたと判断しました。
よって、肩甲骨の運動を行うことにより、肩関節の可動域が改善して、患者様も驚いていました。
このようなことは、野球選手でもいえることだと思います。高校・大学・社会人で野球をしている方が肩に痛みが生じて来院されたことがありました。いずれの方も同様に不適切な枕を使用していました。また、その影響が肘に及ぼすこともあり得ることになります。
身体に異常が生じた際、経過観察するのは1週間にすべきです。その1週間で痛みが変わらない場合や途中で痛みが増す場合には、その段階で治療を受けるようにした方が、回復が早いです。

 

肩関節の痛みにお困りの方は、札幌市北区のTKM整骨院にご相談ください。