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肩関節の腱板断裂

以前にも同様の内容を記載しましたが、その後2人も同じような症状の方が来院されました。
やはり、整形外科へ行き、腱板断裂のため手術が必要だと言われたと。
誰でも手術をしなくて済むなら手術をしないにこしたことはありません。
大手術であれ、わずかな手術であれ、筋力低下が生じて、そのためのリハビリを要することになります。
腱板断裂の手術の多くは、内視鏡を使用した手術が主で約半年はリハビリ等が必要になると思います。
肉体労働の方であれば、さらに筋力upが必要になるので、さらに+数ケ月です。
腱板について簡単に説明します。
腱板とは、棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋で構成されており、インナーマッスルとも言われ、肩関節の安定化のために必要な筋肉です。
横向きになって寝た際に、下の肩に痛みが生じるのは、この筋肉が弱いケースが多いです。

その中で最も断裂する可能性が大きいのが、棘上筋です。
その筋肉は腕を横から拳上(外転)する際に働く筋肉で、その筋肉が断裂すると、横からの拳上ができず、また介助して上に挙げ、横から降ろす際に制御できなくなります。発生機序は、転倒した際に肩を強打、肘を着く、手を着く等で受傷する可能性が大です。

反対にこのようなことがないのに、断裂するというのは稀なことです。
もしこのようなことがあれば、どうぞ来院してください。

 

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