#

COLUMN

コラム

#
TOP> 肩関節痛と肩甲骨周囲筋の関わり及び肩甲骨周囲筋が弱化する原因について

肩関節痛と肩甲骨周囲筋の関わり及び肩甲骨周囲筋が弱化する原因について

肩関節を動かすと痛みがあると訴えて来院された患者様がいました。
肩関節周囲を確認すると、肩甲骨周囲筋が弱化して肩甲骨の動きが悪くなっていました。
肩甲骨周囲筋の運動をすると、肩関節の動きがスムーズになり痛みの軽減につながりました。

肩甲骨は、肩関節の動きに必ず関与するため、肩甲骨の動きが悪くなることにより、肩関節の可動域制限が生じて肩関節周囲に痛みが生じる可能性があります。また、肩甲骨周囲筋が弱化することにより、肩関節のインナーマッスル(腱板)も弱化している傾向が多く散見されます。これは、そのインナーマッスルが肩甲骨に付着している筋肉なので、肩甲骨の動きが悪くなることによりインナーマッスルも弱化すると考えています。
この種の原因で肩関節の腱板断裂と診断された方も以前に来院されていました。

肩甲骨周囲筋の筋力弱化は、不適切な枕の使用により生じることが多いと考えています。不適切な枕とは柔らかい枕で、枕の上に頭を置くと頭が沈み込むような素材の枕です。

投球動作を伴うスポーツ、野球は勿論のこと、バレーボール、テニス、バドミントン等でもこの種の痛みは起こり得る可能性があります。

肩関節の痛みでお困りの方は、札幌市のTKM整骨院へお越しください。
痛みを放置しておくと回復に時間がかかることになるので、早期受診・早期治療に努めてください。