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「60代女性の背部痛」の症例報告(痛みの状態と原因及びその施術について)

60代女性が背部から上腕部の痛みを訴えて来院されました。
痛みが生じる動作を確認すると、腕を前方へ出した時に、背部から上腕部にかけて痛みが生じる。
また、肩関節の屈曲と外転で痛みがありました。
使用している枕を確認すると、バスタオルを折りたたんで使用しているが、高さが整骨院の枕(高さ約8cm)より低い。(不適切な枕を使用)

不適切な枕の使用により、肩甲骨周囲筋と肩インナーマッスルの筋力弱化により痛みが生じていると判断して、そのトレーニングを行いました。
初めの痛みは、殆ど感じなくなりました。

枕を使用する時間は、1日の3分の1でありかつ人生の3分の1であるので、人間の身体にとって枕は大変重要な存在となります。
不適切な枕の使用により、身体に悪影響を及ぼすことになり、身体(特に上半身)に痛みが生じやすい状態になる可能性が大きくなります。
不適切な枕を使用して肩甲骨周囲筋のトレーニングを行っても、トレーニング効果が小なので、適切な枕に替えて頚椎にストレスがかからない環境を作為して、トレーニングを行うようにしてください。

 

背部痛・頚部痛でお困りの方は、札幌市のTKM整骨院へお越しください。