「腰椎すべり症」の病態とその施術に対する考え方を解説|札幌市北区
腰椎すべり症とは、腰部の椎体が前方へずれた状態をいい、それにより椎体の後方にある脊柱管を圧迫して神経症状を呈することが起きる可能性があります。
過去に腰椎分離症を患い、分離(骨折)した箇所が癒合しなかった場合、後々すべり症に起因する可能性があるともいわれています。
腰椎分離症とは、椎体の後方にある突起した部分の骨折です。
上記にあるすべり症や分離症が生じる原因(外傷性の原因は除く)は、腰部に負担がかかった時に腰椎や椎間板にストレスがかかり変形することが考えられます。腰椎周囲の筋力がある方は、筋肉が保護してくれるので変形が生じにくいことになります。
腰椎分離症は、小中学生に多く発症し、野球の打撃(素振り)やサッカーのキックを反復していて生じるケースが多いです。プレーしている方が全員生じるかというとそうではありません。何故生じるのか?それは腰椎周囲の筋力差と考えられます。腰椎分離症を患った場合は上記のことがあるので完全に治癒するように治療に専念することが肝要です。
腰椎すべり症と診断されても、一般の腰痛症の症状を呈する場合もあるので、腰痛専門の治療を受けることが望ましいと考えます。
腰椎すべり症でお困りの方は、札幌市のTKM整骨院へお越しください。