札幌は冬到来し、除雪を行う季節になりました。
例年、除雪により腰痛を患い来院される方がいますので、腰痛を少しでも予防するために心がけることをアドバイスしたいと思います。

①除雪前に

除雪を行う前に身体を解すこと。夜間に降雪があり、起きてすぐに行う場合は必ず腰周囲の体操を行うこと。
夜寝ている時に筋肉の動きが少ないため固くなりやすいので、少しでも筋肉を解すようにします。
筋肉が固くなっている状態で作業を行うと負担がかかりぎっくり腰のようになる可能性があります。

＜体操の内容＞

・膝屈伸運動　・上体の前後屈　・上体の回旋　etc

②除雪中に

腰痛は前かがみになることにより腰に負担がかかりやすくなります。よって、その動きを少なくなるように努める。
除雪を行う広さや雪の捨て方などによって異なりますが、押すタイプの除雪用具を使用したほうが腰は楽です。
除雪時間が長くなる場合は、上記の体操を適宜行うようにします。

③除雪後に

筋肉が除雪により疲労しているので、少しでも回復させるために上記の体操を行います。
休養日など時間がある場合は、入浴や温泉で疲労をとることをお勧めします。
また、除雪する度に腰痛が生じる場合は、腰周辺の筋力が弱くなっている可能性があります。

除雪による腰痛やその他の腰痛の方は、当院へお越しください。