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「70代女性の腰部脊柱管狭窄症の術後」の症例報告(痛みの状態と原因及びその施術について)

70代女性で3年前に腰部脊柱管狭窄症の手術を受けたが、最近腰部の痛みを生じて来院されました。
痛みは、立ち上がり時、起き上がり時、長い同一姿勢からの初動時にあると訴えていました。
また、歩行時の姿勢は腰が曲がった状態でしたので、姿勢を保持する筋肉が弱化していると考えられました。
使用している枕を尋ねると、柔らかく低い枕を使用していると言われたので、背部の筋肉の状態を確認すると弱化していました。

今回の症例では、腰部脊柱管狭窄症の症状というよりは一般的な腰痛症の症状で、腰部を保護する筋肉が弱化していることにより、腰痛が生じていると考えました。
当院では、痛みが生じない範囲で弱化している筋肉の運動を行います。患者様の筋力に応じて痛みの軽減・消失時期は異なりますが、一つの目安は3ケ月です。
柔らかく低い枕は、腰痛にも関与している場合が多いです。適切な枕についてもアドバイスしております。

 

腰部の術後の痛みや腰痛症で、治療を受けているが改善されていない方やお悩みのある方は、札幌市のTKM整骨院へ来院ください。