「大学女子の膝外側の痛み(腸脛靭帯炎)」の症例報告(痛みの状態と原因及びその施術について)
女子大学生でバスケットボールをしている方が、膝外側の痛み(腸脛靭帯炎)を訴えて来院されました。
<訴え>
土曜日の練習で膝の外側に痛みが生じ、救急病院を受診し「腸脛靭帯炎」と診断された
<身体状況>
同側の殿筋の弱化あり
<施術>
殿筋のトレーニング
<経過>
初期の痛みは軽減したが、痛みが生じない時と痛みが生じる時とある
<身体状況の再検>
股関節外旋筋の弱化あり
<施術>
股関節外旋筋のトレーニング
<経過>
痛みが生じても自分での運動を行うことにより、痛みが軽減するようになった。
以前に比べて、痛みの程度が小さくなった
坐骨神経痛を訴えて来院された方にも、殿筋のトレーニングで効果が出なかった場合、股関節外旋筋のトレーニングで痛みの軽減につながったケースもありました。
「梨状筋症候群」という疾患があり、梨状筋の弱化により固くなり、殿部の痛みが生じる病態です。
殿部の筋肉の弱化により、股関節前面、股関節外側、股関節後面、腰痛が生じる可能性があります。
殿部の筋力を低下させないようにした方が良いですね。
膝外側(腸脛靭帯)の痛みでお困りの方は、札幌市北区のTKM整骨院にご相談ください。