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「70代女性の膝痛」の症例報告(痛みの状態と原因及びその施術について)

70代女性が膝痛を訴えて来院

<経緯>

8月に長時間にわたり立ち仕事をしていたら、膝痛が生じた。特に外傷性の原因はなし。その後、整形外科を受診し、膝にヒアルロン酸注射を5回したが、痛みが取れず来院された。その間リハビリはなし。

<痛み>

①歩行時に時々膝痛あり

②膝を深く曲げると膝痛あり

 

<身体状況>

①膝屈曲の可動域制限あり

②内側広筋の弱化あり

 

<施術>

①大腿筋のトレーニング、特に内側広筋

②膝関節ROMエクササイズ

 

<所見>

外傷性の原因がなく膝痛が生じて整形外科を受診した場合、膝関節内の状態によりますが、多くの場合関節注射を打って経過観察します。初めて膝痛が生じた場合は、それで痛みが改善・消失することが多いが、慢性的な痛みの場合は注射だけで痛みの改善は難しいと考えています。
その痛みを軽減・消失させるためには、膝関節に負担がかからないように大腿部の筋力を向上させることが最も重要です。患者様は1回の運動で歩行が楽になったと言われていました。

膝痛でお困りの方は、札幌市北区のTKM整骨院に何でもお気軽にご相談ください。