「50代女性の足関節痛」の症例報告(痛みの状態と原因及びその施術について)
50代女性が足関節の痛みを訴えて来院
<経緯>
長い時間歩いたら足関節に痛みが生じた
<痛み>
足関節の外側・内側
<身体状況>
足関節内返しの可動域が顕著に大
足関節の不安定性 ⇒ 片側立位で足部が不安定
※足関節捻挫の既往?
<施術>
足関節安定化のためのトレーニング ⇒ やや足部が安定
<所見>
足関節の安定化のためには関節周囲筋の筋力向上を必要とする。足関節捻挫の既往により靭帯損傷がある場合、構造的には不安定になるので、機能的に安定させるために関節周囲筋のトレーニングを行います。
足関節の不安定性を放置しておくと、足変形性関節症を患い、足関節内の軟骨等が変形する可能性があります。また、足関節の不安定性は膝関節・股関節・腰部にも影響を及ぼす可能性があるので、足関節周囲に違和感や痛みがある時には放置せずに、早期治療に心がけた方が良いと思います。
運動をしている方は、「走る」ことが基本の動きになると思うので、足関節を労わるようにしてください。
足関節の痛みでお困りの方やお悩みの方は、札幌市北区のTKM整骨院にご相談ください。