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「60代男性の頚部痛」の症例報告(痛みの状態と原因及びその施術について)

60代男性が頚部の痛みを訴えて来院

<経緯>

1月中旬に頚部の痛みが生じて、整形外科を受診した。頚椎間が狭くなっていると診断されて、痛み止めの薬を処方されたが、改善されない。

 

<身体状況>

・頚部と肩甲骨周囲筋の弱化あり

・頚部の可動域:全方向に痛み・違和感あり

 

<生活環境>

・枕は、低反発を使用

 

<施術>

・弱化している筋トレ → ホームプログラム

・枕はそば殻枕を提案

 

<私見>

頚部周辺の筋力が弱化しており、その筋肉が固くなり痛みが生じていると判断した。
肩甲骨周囲筋と頚部の筋肉の運動により、可動域が改善した。
では、不適切な枕の使用により、頚椎にストレスがかかり肩甲骨周囲筋の弱化を招くと考えているので、弱化している筋力を回復するとともに、頚椎にストレスがかからない枕を使用してもらうことにより、根本的な改善に繋がると思慮する。
また、肩甲骨は肩関節の可動域と密接に関係しているため、肩甲骨周囲筋の弱化により肩関節の可動域にも影響が生じる可能性が大である。

 

頚部の痛みでお困りの方は、札幌市北区のTKM整骨院へご相談ください。