「40代男性の頚部痛と腰部痛」の症例報告(痛みの状態と原因及びその施術について)
先日、40代男性が頚痛・腰痛を訴えて来院されました。
患者様の話では、何年も前から頚痛と腰痛があり、痛みを感じた時にマッサージ(頻度は数ケ月に1度)を受けていたとのこと。
仕事はサービス業で、長く座っているだけで辛くなり、その後動き始めも痛みが生じる。
また、仕事で身体を使用することもあり、大変辛いと。
長く座っていると腰痛が生じるのは、上半身を支える筋力が弱くなっていることが考えられます。
頚部と腰部周囲の筋肉の状態を診ると、双方ともに筋力が弱化して不安定性がある状態でした。
不安定性とは、同一の姿勢を長く保持できない状態、頚部や腰部を少し動かすと痛みが生じる状態等をいいます。
この種の痛みに対しては、頚部・腰部周辺の筋肉に適切に力が入るように改善していく必要があり、痛みが生じない範囲で筋トレを行います。
≪教訓≫
- ①筋力の弱化により、関節の不安定性を招く可能性がある。
- ②不安定性改善のためには、筋力向上が必要となる。
◎筋肉は身体にとって重要な存在
①筋肉は、姿勢の保持、関節の円滑な動きのために重要なものです。
②筋力が弱化すると、a姿勢が悪くなる、b関節に痛みが生じる、c筋肉自身に痛みが生じる可能性があります。
また、筋力が弱い場合、使用することにより疲労して固くなり、動きが悪くなり、痛みが生じやすくなります。
- ③筋肉は気温に左右されるため、気温が低くなることにより固くなり、上記と同様になる。
- これは筋力が弱い方ほど症状が強く生じます。それ故にクーラー病が生じるのです。
頚痛・腰痛で悩んでいる方や治療を受けているが改善しない方は、当整骨院へお越しください。 当整骨院は、整形外科や他整骨院で治療しているが改善しない方に対する施術を得意としています。 |
TKM整骨院
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