「70代女性の膝蓋骨骨折後のリハビリ」の症例報告(痛みの状態とその施術について)

70代女性が膝蓋骨の不全骨折後のリハビリで来院
<経緯>
自宅の階段昇段中に前に倒れて膝を強打し、膝蓋骨の不全骨折を患った。その後整形外科で入院治療を行い、退院後リハビリのため来院
<痛み>
・膝屈曲時に痛みあり
・歩行時痛あり
<身体状況>
・負傷前から座椅子を使用しており、膝を深く曲げることができなかった
・膝変形性関節症を患っていた
・膝関節可動域制限あり
・膝伸展筋の筋力低下あり
<施術>
・膝関節可動域エクササイズ
・大腿部の筋力向上のためのトレーニング
<所見>
不全骨折や完全骨折が生じると骨癒合のため一時的に固定します。それにより関節可動域制限が生じること、痛みがあることにより荷重が制限されて患側下肢の筋力低下が生じることが予測されます。それらを改善するための施術を行います。
可動域制限には、関節に関する要因と関節周囲の筋力に関する要因が関係しています。
節の場合、膝蓋骨の動きが大きく関与するので正常な動きになるように動かします。
筋力が弱化すると固くなりやすくなるので、筋力向上により徐々に筋肉の柔軟性が改善してきます。
施術のゴールは、骨折する前の状態としますが、患者様と相談しながらより良い状態を追求していきます。
骨折後のリハビリでお困りの方は、札幌市北区のTKM整骨院に何でもお気軽にご相談ください。