「20代女性の肩痛」の症例報告(痛みの発生機序~施術の経過について)
20代女性肩痛を訴えて来院
<経緯>
朝起きたら肩の痛みがあり腕が上がらなかった。
<痛み>
肩関節屈曲(前から挙げる動作)上腕部に疼痛あり
外転(横から挙げる動作)上腕部に疼痛あり
<身体状況>
①高校生時に柔道をしており、肩関節の反復脱臼により手術施行
②肩甲骨周囲筋の弱化あり ⇒ 低い枕の使用
③肩関節の不安定性あり ⇒ 肩インナーマッスルの弱化
<施術>
①肩甲骨周囲筋トレーニング
②肩関節可動域エクササイズ
③肩関節インナーマッスルトレーニング
<所見>
問診と検診により、夜寝る時に横向きになって寝たため、下の肩に負担がかかり痛みが生じたと判断しました。肩関節が不安定な場合、横向きになると下の肩に荷重がかかり、肩関節に負担がかかり肩関節周囲の筋肉が固くなったと思われます。
また、肩甲骨は肩関節の動きに関与するため、肩甲骨周囲筋の弱化があるとその筋肉が固くなり、肩甲骨の動きが悪くなり、肩関節の可動域に制限が生じることになります。
肩痛でお困りの方は、札幌市北区のTKM整骨院にお気軽にご相談ください。