「40代女性の腰痛」の症例報告(痛みの状態と原因及び施術内容について)
40代女性が腰痛を訴えて来院
<経緯>
昨日、キャンプにて下から物を持ち上げた際に腰痛が生じた。
<痛み>
①座位時に腰痛あり
②体幹後屈時腰痛あり
<身体状況>
①殿筋収縮不全
②肩甲骨周囲筋の弱化 → 柔らかい枕の使用によると考えられる
<施術>
①殿筋の収縮エクササイズ
②肩甲骨周囲筋の運動
<所見>
上記の運動を行うことにより、体幹後屈時の痛みが軽減し、可動域も拡大した。
筋力が弱いと、使われることにより疲労して固くなり、収縮や伸張の動きが悪くなって、痛みが生じやすくなる。よって、その筋肉の運動を行うことにより、固さが解れて、筋肉の収縮や伸張の動きが改善されて痛みが軽減することになります。
不適切な枕の使用により、肩甲骨周囲筋が弱化していたので、枕の高さについての説明とそば殻枕への買い替えをアドバイスしました。
頚部や腰部の痛みを訴えて来院される方の殆どが、柔らかい枕を使用しています。
身体のため適切な枕の使用をお勧めします。
腰痛でお困りの方は、札幌市北区のTKM整骨院にお気軽にご相談ください。