「50代男性の膝痛」の症例報告(膝外側の痛みに対する施術と変化)
50代男性が膝痛を訴えて来院
<発症>
長時間の登山により膝痛が生じた、下山中に膝を捻じったのかなと思うとのこと。
<疼痛>
①正座で膝痛あり
②歩行時痛あり
<身体状況>
①膝外側の腸脛靭帯が固くなっている
②殿筋の筋力弱化あり
③半月板・内外側側副靭帯・前十字靭帯の徒手的検査(陰性)
<施術>
殿筋のトレーニング
<所見>
腸脛靭帯が固くなると、膝関節の動きに支障を来たすことがあり、それにより正座での痛み及び歩行時の痛みが生じていたと考える。
施術終了後、膝関節の動きが改善し、さらに歩行時の痛みも改善した。
患者様は、その後にも登山へ行かれて、殿筋を使用するように歩くように心がけたら痛みが少なくなったと言われていました。
痛みが長期にわたっている方、筋力が極めて弱い方は、痛みの消失までに時間を長く要することがあります。また、殿筋のトレーニングで痛みの改善が少ない場合は、股関節外転筋のトレーニングを必要とする場合もあります。
膝痛でお困りの方は、札幌市北区のTKM整骨院にお気軽にご相談ください。